TORII絵画造形教室の想い
教室開校は1980年。2014年現在34年の歴史があります。
TORII絵画造形教室は子供から大人までの総合アート教室です。アートを通して生活を豊かな心ですごすことを目指しています。
私達の身の回りには美しい形や色彩がたくさんあります。生活の忙しさの中でつい忘れがちですが、ほんの少し意識することで生活ライフがかわってきます。
例えば水彩紙の上にいろいろな色をにじませるだけでもその色彩の変化、形に驚きとうつくしさを感じます。社会で生きていく中で「アートする」表現する楽しさを知ることで「生きる」楽しさになると信じています。
子どもの創造と夢を育てるため、教室では絵画の他に工作・デザイン・彫塑・工芸・染色・版画・クラフト・現代アート・造形遊び等、色々なアートを楽しく学べるよう工夫しています。
「アートする」ことで、創造力(想像力)・集中力・持続力・忍耐力・転換力・洞察力・美的感性等が身につきます。
今、私たちの社会では、学習力の他に表現力・人間力が求められています。
アートには、豊かな心で生きぬく力があります。
私たち社会を豊かな社会にするためにも、「アートの心」を大切にしたいですね。
教室では年間計画表を作っています
授業のテーマを目の前に出されても、いいアイデアはすぐにはなかなか浮かびません。
次の授業で何をするのか考えることで、アイデアのスイッチが入ります。学校下校中やお風呂の中で、無意識の時に「アッ」といいアイデアのイメージが入ってきます。
子供のころからそういうことを身に着けることで、大人になった時に創造力のあるいいアイデアマンになってリーダーシップを取ることでしょう。
教室では、創造力のある夢を持った豊かな心の人を育てるためにテーマを持ったカリキュラムを作成しています。
例えば科学工作として「手作りのスピーカーのマスコット人形」を作ります。自分で作った人形から音や音楽が聞こえるのはとても感動します。子供の小さな感動の喜びが、高校になった時、本格的なスピーカー作りをしたり、大学は音響設計も夢ではありません。
私達は子供の夢をかなえるために種をまく仕事をしています。
子供の才能はすばらしく、その年齢その時しか生まれない作品は、今後の本人にとっても親にとっても宝物です。
ひとりひとりの個性の良い所に重点をおき、愛情を持って指導していきます。子どもの夢中になり真剣なまなざしは尊く、ときに見守り、かつ感じ方、描き方のヒントを与えること「出来るようになった」という自信が生まれて顔が輝いてきます。教えていて一番うれしい瞬間です。
大人になっても、このアトリエに通っていて何か心に楽しい充実した思い出が残ってくれれば嬉しく思います。
教室後のお迎えの時間も庭で虫を見つけたり、夏には、カニを捕ったり庭の花木に水をまいたり土いじりして遊んで帰っています。
子供の造形工作を長年していて、子供の物づくりの楽しさを大人も楽しめたらとのの想いがありました。新設する大人の造形・工作(クラフト)教室は、童心の楽しさを味わい又、子供の作品と違った大人のこだわりの作品作りを目指します。
生活のきびしいストレス社会の中で心の豊かさをなくしがちですが、心をこめたこだわりの作品は、生活の中のちょっとしたオアシスではないでしょうか。
部屋の中でコーヒーを飲みながら、作品をながめてみてください。
世界で一点しかないmyオブジェは、存在感のある暖かさでみちあふれていることでしょう。なんだか嬉しくなります。
あなたは、りっぱな表現者(アーティスト)なんですヨ!
自分が感じたものを表現することは、とても楽しい事です。
そこには、自然の色彩・形の美しさをよく観察し描くことの楽しさの他に、演出する楽しさ(演出力)・モチーフに対しての深い洞察力(想像力)がより表現する力をアップします。教室では、生徒さんの作品をお話を聞きながら、より想いが伝わるためにどうしたらいいのか指導しています。
気持ちの伝わる絵は、基本的に手を入れません。自分で気付かない魅力をほめてあげたいと思います。
指導を通じて、物の見える幅が広がり、心の引出しがたくさん出来たら、人生に新たな楽しさが増えると思います。絵を通じて新たな自分へのお手伝いが出来れば幸いです。
受験生をかかえた御父兄の方は大変です。美術系は、勉強と実技の両方をしなければいけないので、バランスをとっていくのが難しい所があります。
実技がどんなに出来ていても学力がないと合格出来ません。又、逆も同じです。各美大によって、それぞれの比率も違い受験内容も違うので、ある程度自分が学びたい大学を絞ることは必要です。
教室では、合格レベルまでの実技を徹底指導します。少人数なので形や構図、線の引き方等おかしな所があれば、すぐに指導します。
又、受験生には、将来の夢を聞いたり、アーティストに対しての想いを話をすることもあります。想いが高い程大変な努力が必要ですが、想いは必ずかなうと思います。好きな道が見つかったことは幸せなことで、それは努力のしがいのある道だと思います。
子供達は宝です。社会の幸せに貢献できる人に育って欲しいと願っています。
日本画・水彩画教室では、材料・技法・歴史・自然観・日本人の美意識などを楽しく丁寧に教えていきます。また、日本画・水彩画の授業を通して、「初めて知った」といった心惹かれることがたくさんある楽しい教室となっています。
日本画の魅力は、岩絵具・水干絵具・墨・胡粉・和紙・絹・にかわ・箔などの画材を用いることにあります。
例えば、岩絵具は、粒子のある砂状の絵具であることから画面上にザラザラとした質感や 光の反射によるキラキラとした輝き、時間によって色が変化する所などが魅力です。
また、日本画材の岩絵具の名前には、若葉や藤色、桜色など植物の名前が多く使われており、日本人の自然との繋がりを感じます。墨や和紙も植物から作られ、胡粉は牡蠣、膠は動物の脂から作られています。このように日本画は多くの自然素材を使って描くので、洋画よりもより、自然を身近に感じることができ、あわせて、日本人の自然を大切にする精神性や美意識なども学びながら感じることができます。
日本画教室では、こうした日本画の魅力を分かりやすく教えるだけでなく、絵具の重ね方や溶き方、箔の押し方などそれぞれのペースに合わせて指導をします。
また、水彩画教室では、日本画的な線や形、余白を重視した描き方、にじみを使った表現技法を優しく教えていきます。水彩画が初めてという方でも一つずつ段階を踏んで指導をしていきますので、安心して教室においでください。
花の絵クラスは、1992年の個展の折、庭の花や野の花を描けるようになりたいという来場者の要望により始まった教室です。
私自身、一年中季節を追いかけ野山へ行って花を摘んだり、庭のハーブで砂糖菓子を作ったり、海で貝を拾う・・・そうした自然の中で、花は大きな喜びを与えてくれる感動の源ともいえます。
「絵を描くうえで対象(モチーフ)への想いの深さが一番大切」と教室でも話すのですが、好きなものから(たとえ小さな花1つでも)描いてゆくのは上達の早道なのです。
そして無心に描く時間の中で花との対話が生まれて心がより充実するのです。
勿論構図や形の持っていき方、筆の使い方回りの空気や光を感じる大切さなど一人一人の絵にそって、対応してゆきます。
月1回で1枚描きあげるのでその日のうちの作品を家に飾って眺め楽しんでください。
花と絵を通じて自然をみつめ感動する事の幸せを共有できる教室です。あなたの好きな花を描ける事の嬉しさを多くの人に感じてほしいと思っています。
TORII絵画造形教室を終了後の生徒さんの職業
- アーティスト
- 美術教師
- 学芸員
- 幼稚園教員
- 造園設計士
- 出版社
- 舞台美術
- マンガ家
- 図書館員
- 似顔絵画家
- 小学校教員
- 公務員
- 大手自動車メーカー
- 写真家
現在の生徒の夢アンケート
- 映画監督
- 絵本作家
- 工業デザイナー
- インテリアデザイナー
- 画像設計の仕事
- SL機関士
- ペット美容師
- お花屋さん
- 建築家
- 小学校教員
- 中学校教員(美術)
- 画家
- ゲームを作る人
- 宇宙飛行士
- パティシエ
- サッカー選手
- 獣医
- 美容師
- 科学者
- マンガ家
- 医者