日本画・水彩画教室
対象:中学生〜大人
TORII日本画教室は、TORII絵画造形教室の講座の一つとして新たに開設した講座です。
「日本画」って何?なんだか習うには、難易度が高いなあ…と感じる人が多いでしょう。
教室では、日本画の基礎をはじめ、歴史や画材・表現技法について初歩から丁寧に教えていきます。
また、多くの人が親しむために最低限の画材を用いて、安価で日本画を描く指導も行っています。
講座では、墨から入り、日本画材を用いた色紙、自由作品へと順序をもって教えていきます。
初心者の方でも楽しく日本の文化に触れることができる講座です。
是非、一緒に日本画の伝統や魅力を感じつつ、楽しく絵を描いてみませんか?
※途中から参加のかたも墨・色紙から始めます。
また、水彩画教室では、にじみの表現だけでなく、日本画的水彩画の表現で指導もしています。それぞれにあった表現方法を伝授し、幅広い選択肢の中から自分に合った描き方で楽しむことができる教室となっています。
【初回】〜墨の魅力を楽しもう〜
初回では、墨について学びつつ、様々な筆や刷毛を用いて和紙に墨の現代アートをします。最後はランチョマットにて、お持ち帰りいただけます。
【第2回以降】
第2回からは日本画の基礎を学びます。花をモチーフにし、色紙に墨・水干絵具・岩絵具を用いて描いていきます。
表現する楽しさ
人は歌をうたったり、音楽に合わせて踊ったりするととても楽しい気持ちになるでしょう。
歌をうたう・踊る・描くこの三つに共通することは、自分を表現するという点があります。
日本画・水彩画教室では、自分を表現することの楽しさに気づくようにサポートをし、それぞれの表現(個性)を大切にする教室です。
伝統を知るということ
日本画は、墨・水干絵具・岩絵具・和紙・箔を用いた伝統的な絵画です。
例えば、墨は曇徴によって推古天皇(610年)に紙と筆などと共に伝えられました。
また、明治維新によって西洋の顔料が導入されるまで、日本画の色数は16色ほどしかありませんでした。明治維新や戦後を経過し、技術の発達により人工岩絵具が生まれ、色数は一気に増えました。他の画材もその歴史は古く、より良いものを求め今日まで発展し続けてきました。
この日本画教室では、伝統的な画材を用いて描くことで、日本の「目に見えないものを描く」精神や「わび・さび」などの美意識、自然を重んじる姿勢を感じることができます。また、日本画を通し、日本人の性質を学ぶことは、自分自身を学ぶことにもつながるでしょう。
そんな日本のすばらしさをみなさんが気づくことができるようにサポートをします。
- ●伝統的技法を学ぶことができる
- ●日本人の精神性・美意識を学ぶことができる
- ●表現する楽しさに気づく
- ●集中力や持続力が高まる
- ●美術作品の鑑賞ポイントが分かる
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